サラディンが獅子心王とエルサレムで対峙したとき、この刀を抜いて絹を切った逸話は、長く語り継がれている。刀身には、サラディンの銘が刻まれている。ただし、彼の卓越した剣術でなければ、この剣を使いこなせい、絹も断ちえないだろう。