褚氏の上棺から全部で十篇の文章を刻んだ石刻が発見された。
Author | Language | Library | Discovery |
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ニックネーム | 中国語 |
天地の気、周期は一年、人体の気、周期は一日。人体の陽の気は子中から出て左足へ上り、左股、左指、左肩、左脳、右脳、右肩、右腕の指、脇、足を巡り、また子中へ返る。陰の気は午中から右手、右腕、右肩、左肩、左腕、左脇、左足、睾丸、右足、右脇を巡り、また午中へ返る。陽の気の暦は周流に満ち、陰の気は上は脳に及ばず、下は指先に残り、二気の行は昼夜休まず。内外の偏り、一つは痰の溜まり、よって病が生ずる。病症治療、浩瀚なる要因から、本源を求む。痰の溜りは耳を弱め、痰が上に集まり、または中部で溜まれば、気の流れが抑制させ困難になり、上気が逆上し下気が鬱下し、臓器が異常をきたし、体が被害を被る。気は元より弱く巡りにくい。不全があれば血も滞り、風湿寒暑に衝かれ、生じた病は痰積と相違なし。人間は熱で汗をかき、変化が産まれやすい。排泄が順調であれば、気も流暢なり。虚陽は陰気を運べず、陰気の清めがなければ、陽の独治となり、熱となる。虚陰は陽の気を運べず、陽の中和がなければ、陰の独治となり、厥となる。脾臓は気を養い、肺は気を通わせ、腎は気を排出し、心は気に良い。五つの臓のうち肝のみ特殊で、時でいえば春、五常で言えば仁、養さず通さず、漏らず役さず。気は常に生じ、心が弱いと気が入って動揺し、肺が弱いと気が入って喘息になり、肝が弱いと気が入って目がくらみ、腎が弱いと気が入って腰が痛む。四の臓には気が入るが、脾のみ異なる。食べても消化しないゆえ、気が脾を冒す余力があろうか、いや無い。これが気を理と称する道理である。
Keywords | Translated keywords |
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天地の気 | 天地の気 |
陽虚 | 陽虚 |
陰気 | 陰気 |
消化不良 | 消化不良 |